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小誌の28年の歴史の中で、特に人気なのがメンテナンス企画だ。何を着るか、どう着るか、の次に「どう保つか」がいま求められている。そこで3回にわたり、各アイテム毎に基本と応用を提示し、しっかりとケアする方法を解説する。スタートとなる今回は、シャツ編だ。
SHIRT(シャツ)
どんなに上質な素材の白シャツだとしても襟や袖が汚れていては、印象も残念に。日ごろのケアで、明日の好印象をつかんでほしい。
【基本編】襟・袖の黒ずみは洗濯前の3ステップでスッキリ落ちる!
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STEP1 洗濯せっけんを直接塗って
皮脂で黒ずんだ箇所には固形の洗濯せっけんが効果的。洗濯機に入れる前に、消しゴムをかける要領でせっけんを塗り込んでいこう。この際に、シャツは水にぬらさなくてOK。ウォッシュ&ステインバー60g 1320円/ザ・ランドレス(ザ・ランドレス/アントレックス)
STEP2 たたくようにブラッシング
洗濯せっけんを塗った箇所にブラシをかけ、汚れを浮き出させる。あまりゴシゴシと擦ると生地を傷めてしまう恐れがあるため、軽くたたくようにしてブラッシングするように心がけるといい。ここでは袖の内側をケアするが、襟首の汚れも同じ要領で黒ずみをケアすることができる。
STEP3 熱湯をかければ汚れが落ちる!
80℃くらいのお湯で流せば、黒ずみがかなり落ちるはず。もしまだ黒ずみが残っていたら、もう一度ブラッシング→お湯で流すを繰り返し行うといい。その後、洗濯機にかければOK。ただし、シルクやレーヨンなどデリケートな素材はお湯に弱いため避けるべし。
【完璧編】フルコース手洗いで古ぼけた白シャツを復活!
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STEP1 まずは基本の黒ずみ処理
上の基本編で紹介した要領で、皮脂汚れが集中している襟や袖をケアしていく
STEP2 頑固な汚れ用に混合ペーストを
(1)でも落ちない頑固な汚れには、2つの洗剤を混合したペーストで処理。詳細は下で。
STEP3 汚れ部分に塗っていく
ここではブラシでたたく必要なし! 満遍なくペーストを塗ったら、10分程度放置しよう。
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シミ抜きと漂白剤を混合(左)
酸素系漂白剤のオールパーパスブリーチと、シミ抜き剤ステインソリューションを2:1の割合で配合することで、襟などのしつこい汚れを落とすペーストを作れる。左:オールパーパスブリーチ 1L 3300円、右:ステインソリューション 60ml 1430円/以上ザ・ランドレス(ザ・ランドレス/アントレックス)
ブラシでよく混ぜる(右)
ダマができないよう、ブラシで混ぜ合わせる。襟・袖汚れのケアならこれくらいの分量でOK。
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STEP4 次はつけおき洗いの準備
先程のオールパーパスブリーチをキャップ1杯とり、30~40℃のぬるま湯に溶かす。
STEP5 触らず30分つけおき
そっと浸すようにして、シャツを30分間つけおきしよう。(3)で塗ったペーストはそのままでOK。
STEP6 高級シャツなら手洗いで
つけおきが終わったら、いよいよ洗濯。洗濯機でもよいが、高級シャツなら手洗いを。
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強く押し洗いは×(左)
つい押し洗いしたくなるが、生地を傷めないためには極力触らないのが◎。これで汚れは十分落ちるのだ。
より白くなる洗剤もあり(右)
白い衣類専用の洗剤も! ホワイトデタージェント 1L3850円/ザ・ランドレス(ザ・ランドレス/アントレックス)
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STEP7 ここでも触らずつけおき
洗濯のプロセスでも、実はつけおきだけで大丈夫。30分ほど放置すれば汚れが溶け出す。
STEP8 すすぎは水の入れ替えで
すすぐ際にもシャツには触れず、おけの水を泡が出なくなるまで数回入れ替えてすすぐ。
STEP9 脱水時は絞らないように
ギュッと絞ると縮みの原因になることも。おけの角に押しつけるようにして水を切るべし。
STEP10 日なた干しでより白くなる
白シャツを干すときは日なたで。日光には漂白効果があり、これでさらに白く仕上がるのだ。
シャツの黒ずみ、こうして落とす 保存版・服ケア術|NIKKEI STYLE - 日本経済新聞
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