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Sabtu, 04 September 2021

難民の子どもたちに服を届けたい 生徒が世界の実態学び、募集活動 - 朝日新聞デジタル

小若理恵

 紛争などで国を追われた難民の子どもたちに服を届けようと、大阪府小中一貫校池田市立ほそごう学園の生徒が、着なくなった子ども服を集めている。昨年度は校内だけで1562枚を集めたが、今年度はさらに集めることを目標に、近くの保育所や幼稚園などにも回収を呼びかけている。

 「届けよう、服のチカラプロジェクト」に取り組んでいるのは、中学2年生にあたる8年生計57人。6月末から校内で、サイズが合わなくなったがまだ着られる赤ちゃん用~160センチの子ども服を集め始めた。その後、近隣の保育所や幼稚園、福祉施設、ショッピングモールなどにも協力を求め、段ボールで作った回収ボックスを置かせてもらった。9月末まで服を集めている。

 プロジェクトはユニクロ、GUを展開するファーストリテイリング国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が、小・中学生、高校生を対象に実施する学習プログラムの一環。昨年度は校内だけで服を集めたが、今年度は校外にも広く呼びかけたいと、広報班や回収班など5班に分かれて活動している。多くの人に取り組みを知ってもらうため、報道機関への広報や、学校ホームページに掲載する動画編集などにも挑戦している。

 取材対応をしてくれたのは、SNSマスコミ広報班の沖澤康介さん(14)と首藤蒼空(そら)さん(14)。沖澤さんは「服を集めることで小学生にも難民について知ってもらいたい」と話す。

 紛争地の子どもの支援などにあたる国連機関の活動や、衣料品の大量生産と大量廃棄の問題、途上国の児童労働の実態などについても授業で学習してきた。

 SDGs(持続可能な開発目標)の一つに「つくる責任・つかう責任」の項目がある。首藤さんは「自分や家族が服を買うときは、『着る分だけ』を心がけたい」と話した。

 学年代表の大坪泰子教諭(47)は「当たり前と思っている生活の裏側に、当たり前の権利を保障されない人々や国があることに気づいてほしい」と、活動の狙いを語る。インターネットの普及でグローバル化が加速し、経済、情報、文化が一瞬で国境を超えられるからこそ自分たちにとっても無関係でない、と考える。「発信し、行動することで、社会や世界の課題をよりよく変えていけると実感してほしい」(小若理恵)

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