大阪ニュース
2021年9月10日
同志社大(京都市)の学生団体「S PROJECT」が、グランフロント大阪北館「パナソニックセンター大阪」(大阪市北区)に家庭内で不要になった衣服を回収するボックスを設置している。集めた服は、ランチマットやエコバッグなどにリメークし、イベント「着なくなった服たちとわたしたちにできること」(11月開催予定)で展示販売する。国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」にもある衣料廃棄問題に等身大の目線で取り組む。
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| 「衣料廃棄について知ってもらうきっかけになれば」と、設置した回収ボックスをアピールする森山さん(右)と古瀬さん |
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| パナソニックセンター大阪1階の「あるままBASE」 |
団体は、グローバル・コミュニケーション学部4年生22人が課題解決の授業をきっかけに結成。名称の「S」には、「学生(Student)が古着(Second−hand clothes)用いて持続可能性(Sustainability)に貢献する」意味を込めた。衣料の廃棄問題に取り組んでいる。
服を製造するには、綿花などの原材料調達や紡績、染色、縫製裁断の過程があり、廃棄は焼却や埋め立てと環境負荷が高い。それなのに世界では、毎年の製造量の6割に上る9200万トンの服が捨てられている。
「古着屋で働いていた時、まだ着られるのに捨てられる服を見て、もったいないと思っていた」と代表の森山詞温さん(21)。好きな服を買うこと、流行に敏感であることは“悪”ではない。おしゃれを楽しみたいからこそ「できること」を考えた。
回収ボックスは、社会課題を13テーマに分類した千冊の書籍がある「あるままBASE」に設置(9月30日まで)。加工が難しい革製品やカビやひどい汚れがある物以外は、サイズやデザイン問わず受け入れる。
リメークは学生自身が行い、完成品はカフェでの利用も視野に入れるが、広報担当の古瀬真志保さん(21)は「リメーク品を作ることが目的ではなく、着なくなった服が捨てる以外にも使い方があることを知ってもらうことがゴール」ときっぱり。森山さんも「大型量販店の古着回収ボックスに持ち込んだり、具体的な対策を知るきっかけになってほしい」と意気込む。
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不要な服集めリメーク 廃棄問題取り組む同志社大生 - 大阪日日新聞 - 大阪日日新聞
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