求人情報サイトを運営するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)は、ボーナスをもらったことがある男女を対象に「ボーナスで無駄遣いしたことに関する意識調査」を実施した。今までで最も無駄だったボーナスの使い道を聞いたところ、女性の1位は「服・ファッションアイテム」(33人)だった。
2位は「ブランド品」(32人)、3位は「美容/エステ/脱毛」(28人)、4位は「ギャンブル/宝くじ」(24人)、5位は「飲食代」(23人)だった。
1位の「服・ファッションアイテム」と答えた人からは、「冬のボーナスでアウターを一気に6着買った。結局2着ばかり着て、4着はたんすの肥やしになった」(30代女性)、「好きなブランドの服をネットで購入したものの、色味が思っていたものと違って結局あまり着ずにフリマサイトで売った」(20代女性)という声が聞かれた。冷静に考えたら「大してほしくなかった」という服まで買ってしまった人も多かった。
2位の「ブランド品」と答えた人からは、「都内まで通勤していたこともあり見栄を張ってブランドのバッグを一括で買ったが、見た目だけで機能性やサイズなど全く考慮していなかったために活用できずお蔵入りした」(40代女性)、「Gucciのシャツ。数年前に8万円で買っていまだに未着用。着ていく場所がない」(40代女性)というコメントが寄せられた。「ブランド品が無性にほしい」という時期を経験した30〜40代が多かった。
3位の「美容/エステ/脱毛」と答えた人からは、「高級エステサロンのダイエットプラン一括払い」(40代女性)、「使いもしないのに4万円の電動洗顔ブラシを買った」(20代女性)という声が聞かれた。美容系の施術や痩身エステ・脱毛は、数十万単位のお金がかかることもあるため、ボーナスで支払いをしたりローンを組んだりする人が多いようだった。
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男性のボーナスの無駄遣いランキングは?
男性にも、今までで最も無駄だったボーナスの使い道を聞いた。1位は「ギャンブル/宝くじ」(48人)、2位は「飲食代」(26人)、3位は「服・ファッションアイテム」(13人)、4位は「投資」と「ゲーム関連」(11人)だった。
1位の「ギャンブル/宝くじ」と答えた人からは、「パチンコで増やそうとした」(30代男性)、「有馬記念で単勝1点にかけてはずれ、なくなってしまった」(40代男性)といった声が聞かれた。5割以上の人が10万円を超える金額をつぎこんでいて、「ボーナスの全額を1日で使い切った」との声も数多く寄せられた。
2位の「飲食代」と答えた人からは、「後輩をみんな集めて飲みに行き、調子に乗って全部おごってしまった」(30代男性)、「ボーナスが出た日に飲みに行って、二次会でぼったくり飲み屋に行ってしまった」(50代男性)などの声が挙がった。
3位の「服/ファッションアイテム」と答えた人からは、「コートを衝動買いしたが、結局気に入らなくてクローゼットに閉まったままになっている」(30代男性)、「着ないような派手な服を購入した」(20代男性)という声が聞かれた。コート、スーツ、ジャケットなどの高額商品を衝動買いした人が多かった。
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ボーナスを最も無駄遣いしたときの金額は?
ボーナスを最も無駄遣いしたときの金額を尋ねたところ、平均は15万6000円だった。10万円以内の人が67.0%だったが、残りの30%強が平均を引き上げた。
平均額以上にボーナスを無駄遣いした人に使い道を聞いたところ、1位は「ブランド品」と「ギャンブル/宝くじ」(13人)、3位は「美容/エステ/脱毛」(12人)だった。ブランド品では最高150万円、ギャンブルでは最高50万円のボーナスを使った人がいた。
ビズヒッツは、「女性は必要のないものを買って後悔した人が多く、男性はギャンブル・飲食代など刹那的な楽しみに使って後悔した人が多い結果となった」とコメントした。
今回の調査は、ボーナスをもらったことがある男女を対象に、インターネットで行った。期間は11月8〜9日、有効回答数は500人(女性310人/男性190人)。
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