山口県立萩商工高校の生徒たちが製作した日本人宇宙飛行士が着る船内服について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)への完成報告会が18日、萩市の同校であった。宇宙飛行士の油井亀美也さんが「次に飛ぶ機会があれば、宇宙に持って行って着てみたい」と生徒たちと約束し、国際宇宙ステーションなどに運ばれる見通しとなった。夢の実現へのカウントダウンが始まった。
国際協力の大切さや異文化の尊重を宇宙から世界へ伝えようと、3年生の授業「課題研究」で昨年度から取り組んできた。今年度は前年の試作品をベースに、デザインや機能性、防臭性などについてJAXAや専門家の助言を受けながら改良した。
完成した船内服は、着物をモチーフにしたデザイン。報告会にオンラインで参加した油井さんは、安全性や機能性を「非常に優れている」と高く評価し、「日本の美しくて格好いい文化をしっかりとさりげなくアピールできる」と激賞した。
「私がアサイン(実際に宇宙へ行く飛行士に任命)されたというニュースがあったら、すぐにこの動画を送って『持って行ってくれるんですよね』とぜひ言ってください」と笑顔で話した。
油井さんの約束に、生徒の濱…
宇宙で着物、実現にカウントダウン 高校生製作の船内服に太鼓判 - 朝日新聞デジタル
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