Rechercher dans ce blog

Selasa, 07 Juni 2022

スーツ市場壊滅の「洋服の青山」が、消費者と新たな仕事服を作り始めた理由 - ダイヤモンド・オンライン

青山商事 リブランディング推進室 副室長 平松葉月さん Photo by Mayumi Sakai 青山商事 リブランディング推進室 副室長 平松葉月さん Photo by Mayumi Sakai

クールビズやテレワークの浸透などの背景もあって、25年で売り上げ7割減と縮小し続けるスーツ市場。大手紳士服店“洋服の青山”は今、顧客であるビジネスパーソンとの共創コミュニティによって変わろうとしている。「コミュニティリーダーズサミットin高知(CLS高知)」で、青山商事 リブランディング推進室の平松葉月さんが語った「競合他社を気にするよりも、やるべきこと」とは。(ノンフィクションライター 酒井真弓)

25年で7割源、苦境に立たされる紳士服業界

 かつて、ビジネスパーソンの必需品だったスーツ。しかし今や状況は一変している。

 総務省の家計調査によれば、1991年には年間2万5000円を超えていた1世帯当たりのスーツ購入額(スーツ、ネクタイ、ワイシャツの合計)は、2016年には3割以下に縮小している。25年で実に7割減したことになる。特にここ10年は、節電意識の高まりや柔軟な働き方の浸透によって、堅い職場でもポロシャツ、ノーネクタイが受け入れられるようになってきた。追い打ちをかけるようにコロナ禍だ。テレワークが増え、スーツを着る機会は一気に減ってしまった。

 青山商事リブランディング推進室の平松葉月さんは「紳士服業界は下がり調子。コロナ禍で、必要のないブランドだと認知されてしまっている」と語る。「洋服の青山」のブランド認知度は90%前後と非常に高い。しかし、「自分が着たいブランド」としては、想起されにくいというのだ。

「お客さまや社会より、競合他社ばかり見て仕事をしてきた結果、外の世界との接点がほとんどない閉じた会社になってしまい、社会から取り残されようとしていました」(平松さん)

 ライバルを見ることも大事だが、それが過ぎると「他社が作ったからうちも」が商品開発の起点となってしまい、本当に必要とされる商品の追求が難しくなっていく。

 平松さんは今、NewsPicks Creationsとともに始めた共創コミュニティ「シン・シゴト服ラボ」で、顧客であるビジネスパーソンと一緒に新たなビジネスウェアを模索中だ。異業種をいくつか経験し、青山商事に入社して約3年。“外”から来た平松さんだからこそ、できることがある。

Adblock test (Why?)


スーツ市場壊滅の「洋服の青山」が、消費者と新たな仕事服を作り始めた理由 - ダイヤモンド・オンライン
Read More

Tidak ada komentar:

Posting Komentar

志田音々:サバゲー女子に変身? 迷彩服×網タイツ姿も披露 「ハートを撃ち抜かれました」「可愛すぎて戦意喪失」 - gravure.mantan-web.jp

 特撮ドラマ「仮面ライダーギーツ」に出演し、注目を集めた 志田音々 さんが1月31日、自身のインスタグラムを更新。雑誌「PEACE COMBAT(ピースコンバット) VOL.59」の表紙を飾ったことを報告した。  志田さんはサバイバルゲーマー風のファッションに身を包んだ写真な...