
いらない服を再利用する動きが広がる中、今度は、駅の改札で駅員さんが回収するという新たな取り組みが始まった。
1日およそ6万人が利用する、東京の西国分寺駅。
駅の改札で行われていたのは、いらなくなった服の回収。
駅を訪れた人たちが、次々と改札窓口の駅員に、不要となった服を手渡している。
これは、7月からJR東日本の一部の駅で始まった“服を回収する”実証実験。
対象は靴下や下着などを除く衣服で、予約なしで1日1人5点まで、何度でも持ち込むことができる。
日々、ごみとして捨てられる衣服の再利用を進めるのが狙い。
40代「上が4着で下が1着ですね。捨てるっていうのはちょっと罪悪感があるし。活用いただけるのであれば、気持ちよく手放せるかなと思って」
50代「とても便利だと思う。今出掛けるところなんですけれど、駅にあるとついでに(持って)いけると思って持ってきました」
回収を始めてから、わずか2時間で、段ボール箱はいっぱいに。
シャツやズボン、ジャケットなどいろんな服が持ち込まれた。
JR中央線コミュニティデザイン 経営企画部・斎藤七瀬さん「こんなに多くの方に持ってきていただけるのはうれしいですし、SDGsの取り組みとしてはいいと思っています」
こうして回収された服は、色を落としたり抗菌加工などが施され、人気ラーメンチェーン「博多一風堂」などの企業ユニホームとして再利用されたり、繊維を分解するなどしてセメントの材料に作り替える予定だという。
JR中央線コミュニティデザイン 経営企画部・斎藤七瀬さん「会社に行く前に1枚持ってきていただいて、1カ月あったら30枚になりますので、ぜひご利用いただければと思います」
この取り組みは、9月末まで、4つの駅で毎日行われる。
捨てる代わりに、駅に持ち込んでみてはいかがだろうか。
“いらない服”駅改札で回収 捨てる代わりに...「再利用」へ - FNNプライムオンライン
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