
誤って水の中に転落した際、どのように行動すれば助かるかを確認する授業が5日に福井市の小学校で行われ、子どもたちが服を着たままプールに入り体を浮かばせる方法を学びました。
この授業は福井市消防局が今年から始めたもので、5日は社西小学校の6年生、約50人が参加しました。
授業では、服を着たまま水に転落した場合は体力を消耗するので泳いではいけないことが紹介されたあと、服を着た消防士がプールに入り、足と手を広げて大の字になると体が浮きやすくなることを実演しました。
そして子どもたちも服を着たままプールに入り、実際に体が浮かべることができるか試していました。
続いてペットボトルを使って体を浮かべる体験が行われ、子どもたちはからっぽの2リットルのペットボトル1本を抱え込むと体が自然と浮かぶことを確認していました。
男子児童は「服を着るといつもより泳ぎにくかったです。ペットボトルがあると浮きやすかったので海に行くときは持っていきます」と話していました。
福井市東消防署の福島正輝消防司令は「水中に転落した場合は泳ぐのではなく、浮いて待つということを心がけてください」と話していました。
福井市消防局では希望する小学校でこうした授業を行い、水難事故の防止を呼びかけることにしています。
福井市の小学校で水難事故防止へ服を着てプールで浮かぶ授業 |NHK 福井県のニュース - nhk.or.jp
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