ボタンの形にした覚醒剤を服に取り付け、国際郵便の中に隠して密輸したなどとして、大阪の暴力団員が起訴されました。
調べに対し、否認しているということです。
起訴されたのは、大阪市に住む山口組系の組員で韓国国籍の金利和被告（５２）です。
警察と大阪税関によりますと、去年（令和４年）２月、ほかの人物とともにイランから国際郵便を送り、中に隠した覚醒剤１５０グラム余りを密輸したなどとして、覚醒剤取締法違反と関税法違反の罪に問われています。
覚醒剤は直径２センチほどのボタンの形に加工され、服に取り付けられた状態で段ボール箱の中に入れられていたということで、関西空港で検査した大阪税関の職員が発見したということです。
過去に、大きなボタンがくりぬかれ、中に覚醒剤が隠されていた事件があったことから職員が注意深く確認したところ、今回はボタンそのものが覚醒剤だったということです。
その後の捜査で、組員が段ボール箱を受け取る役割だったとみられることがわかったということで、調べに対し「覚醒剤が送られているとはわからなかった」と話し、否認しているということです。
ボタン形の覚醒剤を服に付け密輸か 大阪の暴力団員起訴｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
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