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Senin, 06 Maret 2023

23~24年秋冬パリ・コレクション 服の力、クリエイションに立ち返る - 繊研新聞

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 【パリ=小笠原拓郎】23~24年秋冬パリ・コレクションは、服の力とビジネスの在り方を改めて考えさせられるシーズンとなった。ショー会場内外で巻き起こるセレブリティーを招いての喧騒(けんそう)は依然として続いているが、一方で服との向き合い方やクリエイションを巡って自らの手法を見直すブランドも出てきた。ブランドロゴを使った記号のビジネスとそれを後押しするSNSの活用はなくなることはないだろうが、クリエイションでビジネスを作ろうというデザイナーたちがまだ存在していることが頼もしい。

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 パンクやジャズ、クラシックの、様々な音の断片とともに登場するアブストラクトなフォルムの服。コムデギャルソンは、いわゆる既存の服の様式から離れて、抽象のフォルムで描くコレクションを見せた。そのたたずまいは、なぜか潔さが漂う。決してシンプルなデザインではないのに、自然体のナチュラルな雰囲気をまとうのはなぜだろうか。

 黒やネイビーの四角いトップから大きく膨らんだボトムへとつながるドレス、布を折り畳みながら抽象的なフォルムを作るドレス。チュールのフリルやほつれた白いわたがドレスの端から飛び出て揺れ、イノセントな美しさを生み出す。白いチュールを重ね、ピンクのサテンと畳みながら形作ったドレスは、そのチュールのふわふわとした動きとピンクのサテンがグラフィックのような効果を生む。大きな襟から立方体となって体を包むブラックドレスの一方で、コサージュを全面に飾ったピンクドレスはたっぷりのボリュームだ。

コムデギャルソン

 「自由なパターン、好きなファブリックを使って、スターティングポイントに帰りたい気持ち」と川久保玲。原点回帰のコレクションというが、もちろんそれは50年前の73年と同じではない。当時よりもはるかに、いわゆる服の概念からは離れた地点にいる。

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