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Sabtu, 11 Maret 2023

服の“物撮り”に苦労しているアナタに! カメラマンが開発した便利アイテム磁石式ハンガー - WWD JAPAN.com

 ECサイト用、SNS用、はたまた個人でフリマサイトに出品する用などとして、服の写真を撮る機会が激増しています。われわれメディアも、人気ブランドの展示会や注目コラボの発表時などはウェブ媒体で商品写真をいち早くご紹介するため、カメラマンと共にブランドのショールームやイベント会場に足を運びます。しかし、服の“物撮り”って結構難しいんですよ。ハンガーに掛けて撮るとくるくる回ってしまうし、テーブルの上に平置きすると大きめの脚立や照明を持参しないと微妙な写りになってしまう。時間やスペース、機材が限られている中で、美しい“物撮り”を行うにはどうしたらいいのか……。この悩みに共感してくださる方、ファッション業界内外に結構多いのではないでしょうか。

 そんな悩めるアナタに朗報です。先日、合同展の「ニューエナジー(NEW ENERGY)」を取材した際、“物撮り”をよりスムーズに進められる便利&低コストなアイテムを発見しました。自身も“物撮り”を頻繁に行っているというカメラマン、野沢朋央さんが開発に携わったという、磁石式ハンガーの「ノゾン(NOZON)」がそれです。

 ECサイト用の“物撮り”現場などでは、色違いや細かなデザイン違いなども含め、何百枚も(いや、もっとかも)の写真を撮ることが求められます。そんなふうに、「“物撮り”は過酷な環境で若いカメラマンが担当しているケースが多い」と野沢さん。自身の経験から、「ハンガーなしで服をきれいに壁に固定することができれば、撮影がスムーズになる上にレタッチでハンガーや影を消す手間も不要になるのに……」と感じていたそう。そこで、スタジオ勤務時代の撮影手法を参考に、自分で木片を削ったパーツに磁石をつけて「ノゾン」のプロトタイプを製作。白い背景紙を貼った鉄板の上にプロトタイプの磁石で服を固定して撮影してみたところ、撮影時間が大幅に短縮されました。

 カメラマン仲間などに話すと強いニーズを感じたものの、自分でDIYしたパーツでは商品化は難しい。そこで野沢さんが相談したのがアクションフィギュアメーカー、テスト(T.E.S.T.)の戸張雄太CEOです。野沢さんはテストのフィギュアの“物撮り”も担当しており、そこから生まれた縁。フィギュアには磁石も使うため、テストの生産背景を使うことで磁石式ハンガーの量産が可能になりました。

 「ノゾン」は大、中、小サイズの磁石式ハンガーと鉄製プレートなどがセットになっており、税込2万9700円。現在、自社のECサイトで販売しています。サイズの異なるハンガーを複数組み合わせることで、パーカのフードをきれいに固定したり、重量のあるボトムスを固定したりすることも可能。また、磁石式ハンガーにはシリコン製カバーも付属しており、ニットなどもずり落ちづらい仕様です。

 仕事として“物撮り”を行っているカメラマンや、社内の人員のみで慌ただしくSNSやEC用の画像撮影を行っているファッション企業などをユーザーとして想定していましたが、「ニューエナジー」では一般消費者からも引き合いがあったそう。冒頭で話したように、フリマサイトに出品する際に写真をきれいに撮りたいといったニーズがあるようです。また、ショップのディスプレーとして服を展示する際に「ノゾン」を使うといった使用法もアリですね。「WWDJAPAN」でも社内で“物撮り”をする際に試してみたいと思います!

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