急激な成長できつそうだけど卒業まであと少し。買うか買わないか――。迷ったことはありませんか。子どもの学生服や体操服の話です。父の目線から生まれた京都府宇治市の無料制服リユース(再利用)事業が保護者や生徒に好評です。
不要になった市内の公立中学校の制服や体操服、柔道着を集め、必要な人に提供する。そんな制服リユース事業を提案したのは、ごみの収集やリサイクル事業に取り組む宇治市まち美化推進課の職員だ。
市はごみの減量や環境配慮の観点から、家庭で不要になった衣服を集め、事業者に引き取ってもらい海外リユースに取り組む。その収集した衣類の中に学生服や体操服、柔道着がかなりあったという。ただ、学校がわかる制服などは犯罪に巻き込まれるのを防ぐため、対象にしていない。
同課の岩嵜享史(いわさきたかふみ)さん(43)は「決して安いものでもない。かなり状態のよいものが多く、このまま使われないのは、もったいないと思ったのが最初です」と言う。4年前ごろのことで、柔道着は着たか着ていないのかわからないくらいの新品同様のものもあった。
当時、息子は中学生だった。3年間着る予定で買った制服だったが、体が大きくなり、小さくなったブレザーを着にくそうにしていたことが気になっていた。息子以外にも、体に合わないサイズのものを着ている子が多くいた。
教師も通うそのワケは みえてきた学校現場の事情
「需要があるのではないか…
父目線のアイデア リサイクル業務から考えた学生服のリユース事業:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル
Read More
Tidak ada komentar:
Posting Komentar