不要になった服を駅で回収し、生まれ変わらせる実証実験が、JR中央線と南武線の一部の駅や駅ビルで始まった。昨年に続く第2弾で、今年はこれまでに集まった衣服を再繊維化してつくった手ぬぐいやハンカチを販売する。回収は9月30日まで。
JR東日本のグループ2社と、アパレル会社「オールユアーズ」(東京都世田谷区)、繊維会社「クラボウ」(大阪市)による企画。昨年は3カ月間で約5トンの衣服を回収。抗菌や染色の加工をして企業のスタッフユニホームなどに再生したほか、一部をクラボウで再繊維化し、手ぬぐいやハンカチとして商品化した。
オールユアーズ代表の原康人さんは「今回は回収した服からできた商品を見てもらうのが一番の目的」と話す。商品には「かわいい」などの好意的な反応も多い一方、「値段が高い」と言う人も。「(不用品を加工して、新たな価値を持つ製品にする)アップサイクルなどの商品は、『安いものだ』という認識がまだ一般的だと感じる。まずは、どういうものかを知ってもらいたい」と話す。
いらない服、生まれ変わります 駅で回収→手ぬぐいやハンカチに - au Webポータル
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