アパレル専門商社のノーザンスカイ(大阪市)は、アジア地域の市場開拓を強化する。現地法人を年内に台湾、韓国に設立する。同社の輸出先は欧米が8割を占めるが、欧米の景気減速を受け、アジアシフトを進める。
同社は子供服の輸入卸とセレクトショップ「レ・キャトルサンク」を運営する。ロンドン、ニューヨーク、パリに現地法人を構え、オリジナルの子供服ブランド「イーストエンドハイランダーズ」や日本のメンズ、雑貨など、国産ブランドの輸出拡大に取り組んでいる。
輸出しているブランド数は20。販売は40カ国・地域(口座数は760)。同社が現地小売価格の設定や現地通貨での決済、展示会運営などを担う。ワンストップのサービスを提供することで、「国内ビジネスの延長のような感覚で海外に販売できる」(藤野正崇社長)という。台湾と韓国は、好みが日本と近いことや、「上質なマーケット」とみて進出を決めた。
子供服の輸入卸事業は、インポート子供服のECが急増していることから、ブランドの新規開拓に注力する。セレクトショップは不採算店舗を閉鎖し、9店となった。
子供服の輸入卸とセレクト運営のノーザンスカイ アジア市場の開拓強化 20ブランドを輸出 - 繊研新聞
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