定期試験廃止など全国的に注目された改革の多くを変える方向で検討している東京都千代田区立麴町中学校で、その一つと位置づけられる服装ルールの変更を巡り、保護者や卒業生らから見直しを求める声が出ている。学校主導で進む動きに対し、十分な説明と議論を求める意見が上がっている。
同校は9月、従来の標準服に女性向けスラックスを加えるなどした「新公式ウェア」の着用を基本とする、などの新ルール導入を保護者に文書で伝えた。在校生は従来通りで、来年度の新入生から適用するという。
同校は現在、標準服はあるが、「TPOに合わせて適切な服装を選択して着用する」というルールとなっている。しかし、文書で学校側は、「服装は自由」という「誤解」から「TPOに反した服装の生徒が多くみられるようになっており、様々な問題が繰り返し発生している状況もあります」などとして、新ルールへの変更の目的を説明している。
これに対し、「服装等ルール変更に関するアンケート結果」と題したリポートが21日までに麴町中学校PTAのホームページに掲載された。リポートによると、PTA有志が実施し、インターネットで保護者や卒業生、在校生ら259人が回答。服装ルール変更の必要性を尋ねた質問への回答が、必要ない52%▽必要かどうかを保護者や生徒と協議すべき38%▽学校の判断に委ねる10%――という結果だったなどとしている。
麴町中「標準服」復活に異議 PTA有志アンケート - goo.ne.jp
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