有名デザイナーが新作を披露するイタリア・ミラノの「ミラノ・コレクション」で9月、少し変わった公式ショーが開かれた。体格や国籍がさまざまなモデルが、カジュアルな白いシャツやパーカを着てランウェーを歩く。高級服のバイヤーなど目の肥えた観客から大きな拍手を浴びた。
ショーを企画したのは、大阪暮らしが長くて現在は世界で活動するモデルの「SUZU」こと後給鈴菜さん(32)、京都出身でイメージコンサルタントの望月まいさん(36)、大阪出身で写真家の吉武仁志さん(34)の3人。
ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに、「日本と世界を結び、友情を広げて世界平和につなげよう」と考え、今年4月に「結―MUSUBIプロジェクト」と名づけた活動を始めた。
ショーのためのシャツやパーカには、日本中から送られた「思い出の写真」で地球を描いた。さらに全国各地をまわり、服に絵の具を塗ってもらった。
これまで数千人に協力してもらってつくった服や耳飾りなどを、ミラコレの公式ショーで披露したのだ。
帰国した後給さんら3人によると、ショーは9月24日の午後に5分ほど、12着を披露したものだった。
「きみたちは素晴らしいことをしているね」
このショーを振り返ってもらうと……。
出演したモデルはふだん、ド…
世界平和願いみんなでつくった服、ミラコレで大評判 業界重鎮も感心:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル
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