愛知県岡崎市のセレクトショップ、アバンダンティズムは、年長組から小学校5年生までの子供5人を「1日店員」に起用、思い思いに店内の服を自由に組み合わせてスタイリングに挑んだ。業界の常識や大人の分別にとらわれない、「想像を超える着こなし」(同店の樋口雄太さん)に期待する。
同店を運営する樋口さんと大島ユカさんのユニット「岡崎ぎゃざ」は、子供向け造形教室も主催する。日曜日の午前中、教室の5人の生徒を招き、3チームに分かれてスタイリングした。
テーマは「1日10時間ゲームをしてそうな服」と「大金持ちそうな服」。大人のモデルとカメラマンを相手に、チョイスした服の試着やポーズ、カメラアングルなどを指示した。
選んだ服はメンズもレディスも、サイズも様々。「否定せず思うように組み合わせてもらった」。高価なアウターやデザインに特徴のあるシャツの上に1枚羽織って、見せたい服を隠してしまったり、店のセレクトの狙いには関係なく、自分たちの発想でスタイリングした。
「店にいるとどうしても決まった着こなし提案になってしまいがち。店の思惑を離れた目線に、新鮮さを感じた」という。子供たちも自分で服を選び、組み合わせる楽しさを味わった。「幼少期のこうした体験で、表現や服選びの幅を広げてもらいたい」と、今後も継続したいとしている。
セレクトショップのアバンダンティズム、子供たちが1日店員に 自由なスタイリングに気付き - 繊研新聞
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