Rechercher dans ce blog

Minggu, 28 November 2021

「なんでもOK」のルール 親の服、日本のフツウが分からない - withnews(ウィズニュース)

教科書にも、辞書にも載っていない「日本のフツウ」。違う文化で育ち、日本で子育てをしている外国人親たちが集まる子育て勉強会を見ると、そんな「フツウ」が、実は誰にとっても、ちょっときゅうくつだったかも、ということに気付かされます。「学校行事」の回では、「親が着て行く服」が話題になりました。来日16年、日本で3人の子を育てるモンゴル人ママ、ザヤさんの経験談です。

日本で子育てしている外国人ママがよくわからないのが、「学校行事」に着て行く服です。

子どもが幼稚園のころ、他の人と違う服で恥ずかしかったことが何度もありました。

幼稚園のイベントのときです。幼稚園の手紙に、子どもの服装のことは書かれていましたが、親の服装については書かれていませんでした。周りのママ友に聞いたら「ちゃんとした服なら、なんでもいいよ」と言われたので、よそ行きのオレンジのワンピースを着ていきました。

だけど、当日行ってみると、周りの人はみんな黒や紺の服。明るい色を着た私は、みんなの中ですごく目立ってしまいました。

実は、子どもの通う幼稚園はお寺の幼稚園でした。そのイベントは、お寺でのお祈りの行事でした。今はそういうことも知っていますが、そのときは分かりませんでした。オレンジの服は写真にも残ってしまい、恥ずかしかったです。

また、卒業式のときにも同じようなことがありました。卒業式はうれしい日だと思って、私はきれいな白い服を着て行きました。だけどそのときも、周りの人はみんな黒っぽい服でした。このときは子どもからも「恥ずかしかった」と言われて、やってしまった、と思いました。日本人のママ友にそのことを話すと、「卒業式はお別れをする式だから、白は着ないんだよ」と言われました。

日本に住むモンゴル人の友人も、やはり卒業式に赤い服を着て行って目立ってしまったことがあると言っていました。

モンゴルでは学校行事に、親も明るい色の服を着ます。卒業や入学などは「子どもの成長を祝う」とき。特にモンゴルでは赤が「めでたい色」なので、着ることが多いです。うれしいときには、うれしい色でお祝いする、というのがモンゴルの考え方です。

もちろん、私も日本に来たら日本のマナーを守って行動したいと思っていました。それでもそのときは、どんな服が「フツウ」か分かりませんでした。インターネットで調べようとしても、どんなキーワードで検索すればいいかわからなかったです。言葉を教えてもらっても、私は日本語の発音が良くないので、音声入力でも認識してくれません。ママ友にもうまく聞けなかったです。

どんな服を着るのが「フツウ」か、写真やイラストでわかりやすく知る機会があれば、わかったと思います。その経験があったから、外国人ママの勉強会では、「フォーマル 入学式」のキーワードで画像検索して、出てきた写真をみんなで見ました。最初「服装がわからない」と言っていた外国人ママたちも、その写真を見てすぐに「わかった」と言っていました。

でも、なんで日本は暗い色なのかなあと、今も時々思います。うれしい気持ちを抑えないといけない気がして、ちょっと不思議な感じがします。

ちなみにモンゴルは、9月1日が進学や進級の日です。その日は学校のことだけでなく「子どもの成長」そのものをお祝いする一日です。町中がお祭りのようになります。

9月1日、子どもは頭にリボンで作った大きな花をつけます。服も女の子はドレスを着て、着飾ります。子どもが学校に着飾って行かないといけないので、それはそれで大変です。日本ではそういう準備はないので、そこは楽だなと思います。日本とモンゴルで「フツウ」が違って、それぞれ大変なところ、楽しいところがあるんだねと思います。

Adblock test (Why?)


「なんでもOK」のルール 親の服、日本のフツウが分からない - withnews(ウィズニュース)
Read More

Tidak ada komentar:

Posting Komentar

志田音々:サバゲー女子に変身? 迷彩服×網タイツ姿も披露 「ハートを撃ち抜かれました」「可愛すぎて戦意喪失」 - gravure.mantan-web.jp

 特撮ドラマ「仮面ライダーギーツ」に出演し、注目を集めた 志田音々 さんが1月31日、自身のインスタグラムを更新。雑誌「PEACE COMBAT(ピースコンバット) VOL.59」の表紙を飾ったことを報告した。  志田さんはサバイバルゲーマー風のファッションに身を包んだ写真な...