不要な子ども服を回収／五所川原・エルム by 陸奥新報 - 陸奥新報

　五所川原市のエルムは３０日まで、ＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）に関する取り組みの一環として、家庭で不要になった子ども服を回収する「キッズお洋服リサイクルＤＡＹ」を２階エルムホールで行っている。エルムを運営する五所川原街づくり株式会社の坂本瑞穂販売促進課長は「子ども服はすぐにサイズが合わなくなって使えなくなってしまうが、うまく必要な人に回るサイクルができれば」と話している。
　エルムでは昨年９月にも不要になった衣類を回収する取り組みを実施した。２回目となった今回はニーズの高い子ども用の衣料品に特化して募ることにした。募集しているのは６０～１６０センチの子ども用衣料品で、極端に状態が悪い衣類は受け付けない。下着や靴下などは新品に限る。
　初日の２４日は、買い物客らが特設会場を訪れ、持参した衣類をスタッフに手渡した。その場で衣類を確認し、５点以上引き取られた人には７月１０日まで使えるエルム商品券５００円分がプレゼントされる。
　リサイクルＤＡＹの受付時間は午前１０時～午後５時（最終受け付けは同４時半）。衣類を持参した人と五所川原市社会福祉協議会のＬＩＮＥ登録者を対象に、７月１６、１７日に回収した衣類の譲渡会をエルムで開催する予定。
　期間中は常温で保存でき、賞味期限が長い未開封の米や飲み物、保存食などを募るフードバンクも同時に開催している。

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