10月13日(英現地時間)、ペギー・グーやザ・ブレスド・マドンナ、バイセップなどが出演したサウスロンドンにある有名クラブ「Printworks」に、1000人以上のゲストが詰めかけた。かつて新聞印刷工場だった倉庫に、クララ3000のテクノサウンドの重低音が響き渡り、ストロボライトがコンクリートの室内で点滅する。誰もが「いったいどこでショーが行われるのだろう?」という疑問を持っていた。広大な「Printworks」のなかには、ランウェイが見当たらなかったからだ。
ナイトクラブの壁一面には、長いバーカンターが設置されていた。ゲストたちが到着してから約1時間後(シモンズのショーが時間通りに始まったことはない)、壁のバーカウンターからポリエステルシートが剥がされ、ランウェイに変身した。そして、会場が暗闇に包まれると、ランウェイが光り、ショーが始まった。
レイブパーティーの雰囲気を漂わせるオフィスルック
クラブウェアを着たモデルたちが大挙して登場するのかと思われたが、そうではなかった。自身のレーベルはもちろん、ディオールやジル・サンダー、カルバン・クラインなどで、シモンズは、ほかのデザイナーたちが注目しないユースカルチャーを取り入れることによって名を馳せてきた。しかし、「2023春夏コレクション」では、そこから一歩踏み込んだデザインを披露した。
ラフ・シモンズ、大人のためのミニマルな服をロンドンのクラブで披露 - GQ JAPAN
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