金沢市の香林坊大和は2月のリニューアルで、米国の著名ブランド「ブルックスブラザーズ」とドイツ発祥の「ヒューゴボス」を導入し、紳士服売り場のラインアップを強化する。コロナ下で広がった在宅勤務の影響で、「脱スーツ」の流れが一時見られたが、足元で回復傾向にあるオフィス着を中心に幅広い需要に応える。
ブルックスブラザーズは1818年にニューヨークで創業。スーツやコートは歴代の米大統領や著名俳優、ウォール街の銀行員に愛用されてきた。襟先をボタンで留めた「ポロカラーシャツ」を開発したことでも知られる。
ブルックスブラザーズは2年ほど前まで香林坊アトリオに店を構え、幅広い年齢層の利用があったという。当時の店舗で中心だった紳士のオフィス着に加え、カジュアル着や婦人服を取り入れた複合店の色合いを打ち出す。
ヒューゴボスは仕立てに定評があるドイツの高級路線のブランドで、フォーマルや普段着まで幅広い場面で利用できる多様な紳士服を展開する。香林坊大和の担当者は「こちらに店舗があった分、ブルックスブラザーズの知名度があるが、ブランドとしての格は同等」だと説明する。
ブルックスブラザーズとヒューゴボスはいずれも、来年2月23日オープンで、5階に売り場を設ける。香林坊大和の担当者は「ようやく紳士服にもてこ入れできるようになった。品ぞろえを十分にして攻めていきたい」と力を込めた。
同16日には3階婦人服売り場で、美しいシルエットのボトムスを販売する「ビースリー」も開店する。
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香林坊大和が紳士服を強化、2月の改装で 「ブルックスブラザーズ ... - 北國新聞デジタル
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