新しい年を迎え、モードの世界は早くも春夏シーズンに注目です。久々にいろいろな規制が解かれ、ファッション界も本格的に復活し、トレンドもポジティブで楽観的な雰囲気に。定番の装いを大胆にアレンジする着こなしが盛り上がりそうです。ニューヨーク発の人気ブランド「kate spade new york(ケイト・スペード ニューヨーク)」の新ルックをお手本に、定番の服に遊び心をプラスする「プチ冒険」のポイントを押さえていきましょう。
カジュアルな「デニム」をモードに格上げ
春はおしゃれを前向きにシフトチェンジしたくなります。定番アイテムのジーンズも着こなしを工夫すれば、カジュアルからモードにランクアップします。
![宮田理江のモード日和1月](https://otekomachi.yomiuri.co.jp/wp-content/uploads/2023/01/mode_spring01.jpg)
肌寒さが残る春先は、さらりと羽織れるジャケットが重宝します。ウォッシュを利かせたジーンズに合わせたのは、パールモチーフ付きのノーカラージャケット。ストリートや普段着のイメージが強いジーンズですが、エレガントなジャケットを羽織れば、フェミニン感がアップします。ジャケットの「肩掛け」でこなれ感のある着こなしに。雲からしたたる雨粒をイメージした、シルバーのフリンジをあしらったクロスボディバッグで遊び心を加えて。
![宮田理江のモード日和1月](https://otekomachi.yomiuri.co.jp/wp-content/uploads/2023/01/mode_spring02.jpg)
カラフルなモチーフで春の気分を先取りしましょう。大輪の花柄をあしらったライトアウターがブーケのように華やか。パテントレザー(エナメル)風のつやがあり、デニム生地との質感の違いが引き立ちます。裾に向かって広がるシルエットは、細身のジーンズと好相性。アウターのボリュームが際立って、レッグラインがシャープに映ります。折り返したジーンズ裾で春ルックを軽快に見せる技ありスタイリングです。
スーツやセットアップに「ひねり」をプラス
上下そろったスーツやセットアップはきちんとした雰囲気になりやすいアイテム。オフィスだけでなく、様々なシーンで着回すなら、アレンジを加えて。オフで着る場合は、かっちりさせ過ぎないのがポイントです。ちょっとした着崩しを取り入れることで、こなれた雰囲気に仕上がります。
![宮田理江のモード日和1月](https://otekomachi.yomiuri.co.jp/wp-content/uploads/2023/01/mode_spring03.jpg)
グラフィカルな柄のジャケットとパンツには、大きめのボウ(リボン)が目を引くボウタイ・ブラウスを合わせます。ブラウスの色は、春先のコーデにかかせないイエロー系。華やかでポジティブなイメージを演出します。ジャケットは肩にかけ、少しくだけた感じに。バッグはミルク色のクロスボディトートを合わせてフレッシュに。
セットアップに同系色のアイテムを組み合わせると、全体がまとまって見え、正統派イメージが強調されます。スタイリングの決め手は、ボリュームやディテールに「遊び」を加えること。
![宮田理江のモード日和1月](https://otekomachi.yomiuri.co.jp/wp-content/uploads/2023/01/mode_spring04.jpg)
トップスがクロップド(短め)丈、ボトムスはハイウエストのスカートと、上下でメリハリがあるセットアップ。人気のグリーンでまとめた、春夏にぴったりの着こなしです。すっきりしたシルエットで、レッグラインが伸びやかに見えます。
カラフル柄でハッピーに
「ポストコロナ」に向かう期待感を込めて、カラフルな色使いやダイナミックな柄を取り入れてみませんか? フェミニンなイメージのワンピースやスカートを大胆にアレンジしました。
カラフルなマルチボーダーのスカートがコーデの主役です。マルチボーダーは、複数の色や太さの違うラインが魅力のファッションアイテム。ドレープたっぷりで幅広ボーダーのスカートに合わせて、コンパクトなトップスは細い幅を選び、変化を出しました。つやのあるパワーカラーのジャケットを羽織って、ドラマティックに。
![宮田理江のモード日和1月](https://otekomachi.yomiuri.co.jp/wp-content/uploads/2023/01/mode_spring05.jpg)
花柄は華やかさとナチュラルさを兼ね備えた、初夏に人気のモチーフ。フェミニンな着こなしが再び注目されるなか、花柄モチーフもカムバックしました。
![宮田理江のモード日和1月](https://otekomachi.yomiuri.co.jp/wp-content/uploads/2023/01/mode_spring06.jpg)
花で埋め尽くされたマルチカラーのワンピースは、ベースがブラックで大人フェミニンに仕上がっています。両袖にボリュームを持たせた「袖コンシャス」のシルエットは、どこかレトロでロマンティック。同じ花柄のレインブーツで、花束をまとったようなコーデになりました。
冒険の旅に出かけましょう。雨ニモマケズ、水ニモマケズ
「ケイト・スペード ニューヨーク」は、1993年に6つの代表的なハンドバッグとともに登場し、今年で30周年を迎えました。ニューヨーク発ならではの、前向きでリアルな女性像に寄り添うテイストは日本でも広く支持されています。気負わない洗練や適度な遊び心も持ち味。2023年は「アドベンチャー」をテーマに選んで、春の季節の美しさと、突然の雨も気にしないポップな色使いのルックを提案しています。キャッチフレーズは「冒険の旅に出かけましょう。雨ニモマケズ、水ニモマケズ」。大きな花柄、ストライプ、雨モチーフ、カラフルな色などが、大胆にフィーチャーされています。
新たな年が始まり、生活やファッションもアップデートさせたくなるタイミング。気分一新、大胆な柄やカラフルな色に挑戦してみましょう。
2023年春夏は定番服に大胆アレンジを加え「プチ冒険」しよう! - 大手小町
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