広島県内のSDGsの取り組みをご紹介する「フューチャースマイルプロジェクト」のコーナーです。「着なくなった服」を互いにシェアする県内初の「服の交換会」が広島市内で開催されました。
先週の8日、9日、広島市西区のレクトで開催されたのは「0円服の交換会」。
(アパレルメーカー ワンピース・石田 晴也 取締役)
「(自分の服を)1点持ち込むと(他の服と)1点交換できる仕組みになっています」
洗濯済である事やダメージの大きいもの、使用した下着や水着は持ち込めないなどの規定はありますが、自分が持ち込んだ服と同数の服を持ち帰ることができる。このユニークな取り組み。兵庫県のアパレルメーカーが全国で展開していて、今回が19回目、広島県内では初開催となります。
(来場者)
「きょうは12点持ってきました。捨てるならだれかに着てほしいというのはあります。誰かに着てもらえればすごくうれしいので」
国民生活センターによりますと国内の服の廃棄量は推計で、2020年1年間で50万トンを超えるとしています。そのうちの9割以上が「埋め立て」もしくは、「焼却処分」されているといいます。環境省のデータでは服を1年長く着れば、国内でおよそ4万トンの廃棄を削減できるとしています。
(アパレルメーカー ワンピース・石田 晴也 取締役)
「シェアする文化を作っていきたい。眠っている洋服を持って来てもらって循環する事で一人一人がみんなのクローゼットみたいな形でクローゼットをシェアしているような」
県内初となる「服の交換会」、初日は650人が来場し、1日の入場者数の最高を記録するなどイベントには多くの人が参加しました。
(来場者)
「すごくいいと思いますSDGsというか、自分が着られなくても他の人が着てもらえるといのはすごくいいと思うので、上の子は結構、伸び盛りなので1年に10センチくらい身長が伸びてしまうと毎年買い足ししなければならないので、こういうのがあると助かります」
(来場者)
Q:今後このようなイベントはあった方がいいですか?
「あった方がいいと思います。どんどんやって欲しいと思います」
(アパレルメーカー ワンピース・石田 晴也 取締役)
「将来は全国100か所に服を交換できる場所を常設で作っていきたいと思っています。
地域で必要な人が必要な交換をしてもらえる。そうするとより地域に根差した形で広がっていくと思うので」
来場者の反応に企画した商業施設でも手応えを感じています。
(レクト・吉原 紀 支配人)
「初回ですが、これだけ多くの人が同じ価値観を持ってくれたというのは、潜在需要はものすごくあったと思う。夏に次の企画でこれをグレードアップした形でやっていきたいと思っています」
大人気「0円 服の交換会」広島県内初 「捨てるなら誰かに着てほしい」 初日入場者は最高記録|FNNプライム ... - FNNプライムオンライン
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