新しい活動服姿で新しい防寒衣を持つ武田団長(豊橋市役所で)
豊橋市消防本部は、消防団が着用する活動服などを視認性や機能性を高めたモデルに変える。「かっこいい」デザインにして、なり手不足が指摘される団員の確保にもつなげたい考えだ。
モデルチェンジされるのは、活動服のほか防寒衣、防火衣、雨衣(あまい)の4種類。同本部によると、活動服の変更は14年ぶり。全体的に紺色だった従来のタイプから、胸や両肩、背中のほか、帽子をオレンジ色にした。名札や背中の一部には反射材が使われている。防寒衣も明るめのオレンジ色になる。
悪天候のときや夜間でも目立たせ、団員が安全に活動できるようにする。活動中に体にかかる負担を軽くするために立体裁断という技術を用い、腕を上げたり足を曲げたりしやすくなったという。
活動服は来年1月6日に市まちなか広場とその周辺で行われる消防出初め式でお披露目される。明るい色合いになった防火衣と雨衣は2、3月に納入予定。
同本部によると、今年4月1日時点の団員数は1120人で、定数の1230人を下回っている。活動服などが「かっこよく」(関係者)なることで、消防団に加入してもいいという人が増えるのではとの期待もある。
市消防団の武田真次団長(46)は視認性、機能性向上を踏まえ「無事に帰ることを目指している」と消防団活動について話した。「団員確保に役立てば、なお良い」と付け加えた。
2023/12/21 のニュース
豊橋市消防団の活動服など一新 - 東海日日新聞
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