東京を拠点にするメンズブランド「MASU(エムエーエスユー)」が来月、パリで初めてのランウェーショーを開く。今年、東京都などが主催する、国際的な活躍を目指すデザイナーを支援する「ファッション・プライズ・オブ・トウキョウ(FPT)」を受賞した。「どんなクリエーションをしたいのか、一目で伝わるコレクション」を準備して、ファッションの都へ乗り込む。
光沢のある素材を使ったフーディー、手書きのような柄が入ったシルクのシャツ、パステルカラーのセットアップ……。MASUの服はキュートさとエレガンスを併せ持つ。
デザイナーの後藤慎平(31)は「テレビを見て育ったミーハーな人間。普通の人の感覚を持っていることが強み」と語るが、そのキャリアは普通どころか洋服マニアがうなる歩みだ。
ファッション専門学校時代から4年間働いたビンテージショップの名門「ライラ」では古いスカーフやリーバイスの501を解体・再構築してリメイクの服を作ったり、マルタン・マルジェラやラフ・シモンズ、サンローラン、ピエール・カルダンなどの名作を直したり。「デザインも生産管理も、営業も経理も自分で全部やった。大手のように分業化されていないからこそ、ブランド全体を見渡せる能力がついた」と振り返る。
MASUは2017年春夏にスタートし、日本国内でのショーを重ねるとファッション専門媒体の編集者など関係者たちの間で話題になり、注目株に。
いずれはPFW公式に?返ってきた意外な言葉
これまでFPTを受賞したマ…
※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら
注目ブランドMASU、パリ初のショーは「夜の服」 込める思いは:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル
Read More
Tidak ada komentar:
Posting Komentar